4mini
2011.06.04
ポートの変更が終わり、
時間を見つけたので、
エンジンの腰上を組み立てしました。
今回は、腰上のみの組み立てです。
お客様のエンジンは、ダイヤルゲージで上死点を確認して、
バルブタインミングの位置の確認と調整をしていますが、
自分のエンジンは、就業後の作業で時間がとれなかったりします。
そんなときは・・・
フライホイールを上死点に合わせ、
カムスプロケットのボルトの頭が2本ともヘッド面から同じ高さに見えるように
(ヘッド面 と ねじの中心を結んだ線 が 平行になるように)合わせています。
スプロケットの○マークを真上に合わせても、
見た感じ「???真上?になってる?? (^^; 」っていう時も、
ねじの位置で確認しています。(^_^)b
そして、
エンジンを積んで、車体がガッチリしましたので、
ステムベアリングを交換しました。
カウルステーをフロント周りを分解せずに溶接してしまったので、
熱でベアリングの玉を支えるリテーナー(黒いプラスチックのガイド)が
溶けてしまいました。
ハンドルがスムーズに回らなくなってしまっていたのです。(^^;
交換したら、すごくスムーズになりました。(^^)v
新しいベアリングは気持ちいいですね。
ステアリング動きがスムーズに車体の動きについてくるかどうかは、
ハンドリングの良し悪しにもかかわってきます。
車体のバンク角は無段階なのに、ハンドルの動きが引っかかって段階的に動くようでは、
バランスが崩れてしまう部分も出てきてしまうことがあるからです(機械的には)。
ただ、人は良くできていて、「慣れ」という能力で、
そんな機械のちょっとバランスが崩れてしまう能力をカバーしてしまう。
そして、意外とちゃんと走れてしまう。
ベアリングが、機械的にダメになりかけても気が付かない・・・。
だから、たまにフロントを上げてスムーズに動くかどうか点検が必要なんですね。(^^)b
[2024.10.25]
[2024.09.22]
[2024.08.26]
[2024.07.23]
[2024.07.12]
コメントする