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制作日誌

4mini

2011 DE耐! 2011仕様パワーチェックしました。 

2011.07.02


ポートを絞り、マニホールドもノーマルで絞った2011仕様。

 

今回組んだ結果は、青線になりました。

2010仕様(ミニモトキットBOX仕様+レーシングカム)赤線との比較です。

 

s_2011VS2010rpm.jpg

 

今回は、ノッキングとスキッシュのクリアランスがちょっと心配ですが、

ベースガスケットを0.25mmを使用。

カムは、バルブシートのダメージが前回のDE耐!では少なかったので、

ウルトラSEカムを使ってみました。

コネクティングチューブはCRF100用です。

ポートは、パテ盛り仕様の22mm+ノーマルマニホールド。

10000rpm以上は全然伸びていきませんが、

中回転域は、アップして、だいぶ下振りになりました。

 

ガイド交換で一旦剥がしてやり直したポートは、

Rを大きくするイメージで狭いところで22mmほどに仕上げてみています。

(なので、シートリング周辺のほうが、径は大きいです。)

 

 

s_2011VS2010speed.jpg

 

こちらは横軸がスピードのグラフです。

 

ドライブスプロケを昨年より1Tロングの17Tにしている状態で、

横軸をスピードで比較すると、昨年のデータとほぼ重なります。

ロングファイナルで昨年の加速感は得られる・・・ハズです。

引っ張っても伸びないので、今年もライダー的にはまったく面白くないかもです。

m(_ _;)m ゴメン!!

 

市販車、特に国内仕様では、

低速トルクを高めるためにポートを・・・などという記述を見かけます。

確かに記述のとおり、

重視する回転域によって、ちょうど良いポートの径は変わるようです。

2011DE耐!へ向けてのテストでよくわかりました。

 

ロングマニホールドの削りだしのアダプターは、

残念ながら「高い授業料」でした。

(ファンネル仕様ならOKです。)

結果として、

そのおかげでポート径に手をつけることになり、今回も良い勉強になりました。

スペースが限られるオートバイでは、

ポートで調整するほうが、レイアウト的にも楽ですしね。

 

あとは実走でポートのパテが剥がれないことを祈るばかりです。

...o(;-_-;)oドキドキ♪

 

 

回転数を抑えることは、

バルブ周りの負担が減らせたり、理論上は燃費が良くなったりするはずなのです。

 

( ̄ー ̄?).....??アレ??・・オモッタヨリノビナイナ〜??

 

ですが、実戦では、

無駄なバトルと無駄な加減速をしない丁寧でクレバーなライディングと、

セッティングで少し薄めに振っていく、ということもしないと、

ストレートは速く、でも給油回数を減らすということは、

ちょっと無理っぽい感じがしています。     「(´へ`;ウーム

 

つまり、人(体重とライディング)と車体も、

ちゃんとしないといけない・・・マシンは1要因にすぎないということですね。

(いくら燃費のいいエンジンができても使い方次第だと思います。)

 

その1要因=エンジンで、

できるだけライダーに楽をさせるために、

セッティングをできるだけ薄くすれば燃費は良くなるとわかっていても、

ヒートすることを考えると、

トラブルが怖いので濃いめに振りたくなっちゃうんですよねぇ・・・。

(゚-゚*;)オロオロ(;*゚-゚)

 

 

今年の燃費はどんなものか・・・公開練習が楽しみです。

o(^o^)o ワクワク


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