4mini
2010.10.12
ロングマニホールド+エアボックスの結果が今ひとつで、
どうしようかなぁ・・・(。-`ω-)ンー
と、テストの方針を悩み、手をつけられずに、忙しい8月が過ぎていきました。
車体のほうは、メンテナンスのご依頼いただいた、
NSF100をさわらせていただけたおかげで、
シートの後方を下げたり、前に出したり・・・といった、
今よりも快適に1時間を走れそうなポジションの方向性はわかりました。
(やはり、元々からの「レーサー」は、バランスよくできていますね〜 ・・・。)
エンジンについては、
ロングマニホールド仕様は、ファンネル仕様では良好で、
うちの「エアボックス仕様」では今までの測定データーからすると、
残念ながらまったくメリットがない・・・ので、
ちょっと横に置いときます。
やっぱり「長いの」がダメなら「細いの」かな?
キャブが22mmだから、できるだけ小さい22mm前後のポートにして、
流速をあげてみよう!
ということで、
マニホールドはXR100Mのノーマル(内径22mm)を使用し、
PD22との段差の部分は削ってガス溜まりがないように修正して使用します。
エンジン側のポートには、スリーブをいれます。
今回はテストなので、スティックパテで製作。
ヘッドにくっつかないように、ビニールをポートに入れて、パテを詰めました。
お芋みたいですね。(^^;
固まったところで、削って・・・
こんな形にできました。
あまり長くはありません。
中に入れると・・・、
こんな感じで、ぴったり入りました。
一番細いところの内径は、とりあえず細めに、19mmです。
まあ、あまり薄くすると強度も心配なので。
内径がちっちゃ過ぎで、ぜんぜんダメダメだったら・・・
なんてちょっと心配しながらパワーチェックです。
今回の仕様は、青の線です。
これは、ロングマニホールド+エアBOX仕様(赤の線)との比較です。
やっぱり細い影響もあるのでしょう。上はちょっと伸びません。
10000rpmで谷が出ちゃう感じです。
ロングマニホールドのファンネル仕様とは、もちろん差がついちゃいます。
しかし、一番細いところが19mmであることを考えると・・・、
まずまずの結果だと思います。 (^^)
(中回転域の特性そのものに大きく変化がなかったのは、ちょっと残念。)
アクセルを開けた瞬間の再加速でのトルクの立ち上がりが、
実走でよければいいのですが・・・、
太いポートのままでも、早く開ければ変わらないかも・・・?(^^;
出力的には、キャブレターのスペックに対して、
最低限必要な内径があればよさそうなことは、今回のテストでわかりました。
内径が小さめでも意外と出力が出てしまうのは、
流速の影響というのはホントにあるのかも・・・??(。-`ω-)ンー
しかしやっぱりロングマニ+ファンネルのトルクにはちょっと及ばないなぁ・・・という感じです。
となると、次は・・・
つづく。
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