TOP > SUDA MADE > 4mini > XR100M DE耐!エンジンいじり記1

制作日誌

4mini

XR100M DE耐!エンジンいじり記1

2009.12.18


最初は、ノーマルでは乗るつもりはなかったので、

いきなりバラしました。

 

雑誌の取材やお客様の作業で、

おおよそのポテンシャルはわかっていましたので、

とりあえず、レーシングでボアアップ無しのパワーアップといえば、

 

お決まりの

 

ポーティング

面研(ヘッドとシリンダー合わせて0.7mmだったと思います。)

ハイカム(ノーマルヘッドなので武川ST-1)

に加えて、

ウエストバルブ(キタコ製)に交換。

 

一応、DE耐!が前提なので、

クランクケースにニップルを追加してオイルクーラーの取り出しを付けたり、

一応、オイルジェット加工もしています。

 

 

2007年10月、ついに初パワーチェックです。

(ノーマルスプロケ、ギヤは4速です。)

BRDEXまで.JPG

 

は、エンジンの作業だけ。

ノーマルキャブに、ノーマルマフラー、ノーマルクリーナーボックスです。

カムの影響がおおきいと思いますが、

6000rpmあたりからパワーがでるカーブになりました。

 8psですから、DE耐!経験者のお話から考察すると、

このままだとストレートでだいぶ抜かれそうです。

 

は11月、緑にPD22(CRF100F用)キャブレターを直キャブで付けています。

高回転域が伸びて、ピークは1000rpmあがりました。

キャブを換えたことで、

このエンジンでは、8000rpm前後以上でノーマルキャブとの差が出る感じがわかりました。

(その回転までは70〜80%ぐらいのアクセル開度でも、

大して吸入量は変わらないというところでしょうか。)

 

は12月、さらにBRD製のセンターアップマフラーを取り付けたものです。

(レーシングバッフルも付けています)

7〜9000rpmでノーマルマフラーとの差が出て、

グ〜ッっとトルクの出る、

燃費と中間加速を両立できそうな、いいカーブです。

やっぱり「いいマフラー」は、とても大事な要素ですね。 

 

 

これでパワーフィルターとアンダーカウル諸々のレギュレーション対応をして、

サスをちょっといじって、遊びにはこれで十分だな・・・。

と、思えればよかったのですが。

 

やはり「欲」は出るもの。

 

さらに高い出力&良い特性にならないものかと手を付けてしまいます。

 

 


コメント

コメントする