ECU FLASH
2018.02.04
リミッターカットのため、REVリミッターの数値を変更したマップをECUに書き込みます。
変更を書き込むときは、読み込んだ時のとなりのボタン「Write ECU」をクリックして指示に従います。
初めて登録したUSBケーブルで書き込む際、そのECUを登録するかの確認が表示されます。
承認するとUSBケーブルとECUが紐付けされます。
これによって手持ちのUSBケーブルは登録したECUしか書き込みができなくなります。
同じ車種でも他のECUは書き込みできません。
他のECUへの書き込みたいときは、新しいキットまたはLicenceの再度の購入が必要になります。
書き込みの時間は、変更したデータ量によって時間が変わるそうです。
(すべてを書き込む際は、6分ほどかかるそうです。)
REVリミッターの変更だけを書き込んだ国内仕様のマップでパワーチェックしてみます。
6速だけがリミッターカットされてしまいました。(^^;
ETVマップは書き換えていませんので、約150km/hを過ぎるとスロットルが閉じ、
パワーがガクッと落ちてそのまま伸びていきます。
他のギヤは、書き換え前と変わらず180km/hでREVリミッターが作動してしまいました。
このソフトウエアのREVリミッターの設定では、
国内仕様の各ギヤに別々に設定されているREVリミットは見えていない=設定できないようです。
国内のマップを使用している限り180km/hリミッターは解除できそうにありません。
次は元々スピードリミッターのないEUのマップに丸ごと変更します。
ダウンロードしたEU仕様のスタンダードのマップを書き込みます。
EU仕様のマップになりましたのでパワーチェックをしてみます。
スピードリミッターとスロットルの制限がすべてのギヤで解除になりフルパワーになりました。
これならサーキット走行会でもリミッターのストレスを受けることなく、
1000CCのスーパースポーツ本来の加速を楽しめると思います。
そして、ソフトウエアには、REVリミッターの他にもいくつか設定を変更できる項目があります。
今回はここまでで、
次回は、「書き換えだからこそできる設定項目」の分かった部分の説明をお見せします。
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