TOP > SUDA MADE > Ninja250SL > Ninja250SL スペシャルシート製作しました。テストに入ります。
Ninja250SL
2016.04.09
DI(ダイレクトイグニッション)化した点火系は、正常に作動しています。
そして、やはり燃焼そのもののガサガサした感じは少ないと感じます。
さて、FBですでにアップされていますが、スペシャルシートを製作しました。
バックステッププレートを取り付けして、ステップからのコントロールが楽しくなった反面、足がキツくなってしまったので、その対策とお尻をずらしたときのホールド感アップが目的です。
スポーツバイクのシートは、いろんなバイクをリサーチすると大体はステップからシート上面までは400~420mmぐらいはあります。
Ninja250SLのシートもやはりノーマルですと、おおよそ そのぐらいの数値です。
今回のバックステッププレートは30mmアップ。少し外にオフセットしますので、バンク角でおおよそ5度ぐらいの余裕が出来るでしょうか。シート上面との距離は390mm前後。身長が高ければ高いほど膝の曲がりはきつくなります。上の画像、ノーマルです。シートの中央のちょっと前方がかなり下がっているのがわかります。
後方の傾斜もキツめ。くぼみに常に座らされる感じになります。
でもこのシート、厚みが薄い割りにこのくぼみのRのおかげで、お尻が面で当たるのもあるかと思いますが、硬めなのに意外とお尻が痛くなりにくい。足つきにも良い形をしていて良く出来ています。スペシャルシートです。
くぼみ部分にスポンジを盛って上面のくぼみのRを緩やかなRに変更し、座面後方の前傾度も少なくなりました。
傾斜が一番変化の大きいところで20mmアップぐらい。ノーマルのバイクをリサーチしたシート上面とステップの距離が確保されました。
ノーマルのシートと比較すると、「ノーマルシートの方が、加工したあんこ抜きシートか?」と思うほど自然な形状に仕上がりました。表皮は動きやすくノーマルより少しグリップの良さそうなディンプルにしてみました。そしてドクター須田のタグつきです。
跨っただけのファーストインプレッションは、バッチリ。いい感じです。シート上面のRが少なくフラットに近くなったので、お尻をオフセットした時に太ももの裏がシートに当たる面積が多くなって、狙い通りホールド感も上がっていそうです。
実走テストをして問題なければ完成です。
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