2010.02.04
雪も止み皆様いかがおすごしでしょうか。こんなに気温が下がったり湿度が多かったりでアイシングという症状がでることがあります。どんな現象かというとアクセルが開いたまま戻らなくなってしまう症状です。気温が低いとキャブレターの中のスロットルバルブとキャブレターの中の壁が瞬間的に凍り付いてスロットルバルブが動かなくなるのです。湿度が多くても同じです。とても危険な状態になりますので朝早くご通勤のお客様や、この時期の早朝出発のツーリングなども十分に気をつけてください。
また、古いアクセルケーブルや、フロントブレーキがドラムブレーキの車両はグリース切れでケーブルの中に水が浸入していると凍りついてしまうことがあります。これはやはりアクセルが戻らなかったり、ブレーキが効かなくなったり危険がいっぱいです。
奥様やお嬢様のお使いになっているスクーターがまさにこのパターンで転倒されては危険なのでご自宅にある車両もこの機会に是非点検してみてください。日常の点検が大切です。点検でトラブルを回避してください。